他の患者さんと話して救われた
伊藤さん(仮名)
- #周囲の理解
- #つらさ
- #食事療法
診断前も、治療が始まってからもわからないことばかりで苦しかったという伊藤さん(仮名)。今は先生や周囲の理解もあり、前向きに生活しています。
原因不明の痛みと、わかってもらえない苦しみ
間質性膀胱炎と診断されるまでは、痛みの症状があるのに、何が原因なのか、またどうしたらいいのか、などわからないことばかりでした。
やっと診断がついて治療が始まり、現在18年目です。
誰にも理解してもらえない痛み、そしてトイレの回数が多いことがつらかったです。当初は常にトイレの前にいるような状態でした。
出会いや周囲の理解によって前向きに
現在かかっている病院の先生方のおかげで、今はとても良い状態です。
病院では同じように苦しんでいる方と話ができ、救われた思いになりました。
薬によって痛みも軽減されています。日常生活が良くなりました。
また、食事には気をつけています。最初は何を食べたらよいのか、何が食べられるのかがわからず困りましたが、今はだいぶ馴れて、膀胱にぴりっとこないものは少しずつ何でも食べるようにしています。
どんな病気も他の方にわかってもらうことは難しいです。
とはいえ、家族に理解してもらうことは心強いです。
痛いときはにこやかに過ごすはできないかもしれませんが、楽しいことを見つけて前向きに生きてほしいと思います。