当事者にしかわからないつらさ

高橋さん(仮名) / 60代
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高橋さん(仮名)は20年ほど前に症状が出始め、病院にかかってもよくならず、重い抑うつ状態になってしまったそうです。理解ある先生との出会いで、前向きに症状と向き合っています。

40代で発症、症状がつらく死にたいとまで思うように......

現在68歳になります。
20年ほど前、まず頻尿の症状が出ました。続いて膀胱炎と診断されましたがなかなか治らず、抗生物質を半年間飲み続けました。

それでも症状が続き、他の病院にもかかりましたが、よくならず、外出ができなくなりました。
さらに腹痛・イライラ・不眠が続いた時期もあり、やがて重い抑うつ状態になり、死にたいとまで思うようになってしまいました。

病院・先生とのめぐり会い

家族の勧めで現在の病院にかかり、それからは通い続けています。
思い返せば、最初は本当に泣きながらの通院でした。理解してくださる先生とめぐり会えたと感じています。

理解を得るのが難しくても――同じ病気の方々へ

間質性膀胱炎をかかえながら仕事を続けるつらさは、当事者にしかわからないと思います。周りに理解してもらうのは非常に難しいと痛感しました。
病気があることは、常に周りに伝えておきましょう。

みなさんも痛みに負けず前向きに、自分にできることをして、少しでも楽しい1日1日を過ごせますようお祈りいたします。