間質性膀胱炎の痛みは、患者以外にはわからない
斎藤さん(仮名)
- #診断までの道のり
- #周囲の理解
- #前向きな気持ちを大切に
- #食事療法への調整
斎藤さん(仮名)は、間質性膀胱炎と診断される前には、当初は慢性膀胱炎、次に過活動膀胱と診断されていました。診断後は頻尿や食事療法に苦労していますが、前向きに取り組んでいます。
最初は慢性膀胱炎、次に過活動膀胱と診断される
近くのクリニックで慢性膀胱炎と診断されて通院していましたが、大学病院で診察を受けたところ過活動膀胱炎と診断され、さらにその3ヶ月後には間質性膀胱炎と診断されました。発症してから間質性膀胱炎の診断を受けるまでに6ヶ月かかりました。
治らない病気と聞いてショックを受け、専門医をネットで探しました。
病気と仲良く、前向きに生きていく
この病気になって10年経ちます。調子の良い時と悪い時とありますが、自分の体質だと思って病気と仲良くして前向きに生きていきたいです。
食事療法に気をつけていますが、なかでも好きなコーヒーをやめたことが大きなストレスになっています。また、頻尿のせいで、病院へ行く途中で電車を途中下車せざるを得ないこともしばしばで、通院するのもたいへんです。
この病気の痛さは他人様にはわからないでしょう。もしこの病気にかかっている人が身近にいるなら、そっと見守っていただきたいと思います。

